クラシック前半を終了しての総括
・牡馬
今年はレベルの低い年と踏んでいただけに、驚いたのは安田記念の
リアルインパクトの激走であった。激走は前のレースで予見可能であったかを検証してみる。
NHKマイルC 勝ち馬 グランプリボス
前半3ハロン 33.9秒- 走破タイム 1.32.2
同日古馬1600万下 みらいS
前半3ハロン 34.5秒- 走破タイム 1.32.8
前哨戦のNHKマイルC。古馬1600万下と比べて前半は速いが、後半5ハロンは同タイムであり、
レベル的には1600万下と同程度かやや上と思われる。
ヴィクトリアマイル 勝ち馬 アパパネ
前半3ハロン 33.5秒- 走破タイム 1.31.9(平坦ラップ)
前半が速い分、NHKマイルより速い。後半があまり伸びていない分、特筆したラップとは言えない。
あくまでブエナビスタが凡走しただけという評価は崩せない。
安田記念 勝ち馬 リアルインパクト
前半3ハロン 33.9秒- 走破タイム 1.32.0
NHKマイルにと前半3ハロンは同じ、走破タイムを縮めているので
相応にレベルが高かったレースと言える。
参考までに過去の安田記念との比較。
<参考>過去の安田記念
2010年 勝ち馬ショウワモダン
前半3ハロン 33.6秒- 走破タイム 1.31.7
2009年 勝ち馬ウォッカ
前半3ハロン 33.4秒- 走破タイム 1.33.5
2009年 勝ち馬ウォッカ
前半3ハロン 34.6秒- 走破タイム 1.32.7
2009年 勝ち馬ダイワメジャー
前半3ハロン 34.1秒- 走破タイム 1.32.3
2009年 勝ち馬ブリッシュラック
前半3ハロン 34.8秒- 走破タイム 1.32.6
最終5ハロンのタイムは前レースとも大体同じぐらいでまとまっている。
すなわち、
・今年の安田記念は例年ぐらいのレベルであり決してレベルが低かった訳ではない
・NHKマイルも例年ぐらいのレベルである
・リアルインパクトはNHKマイルよりパフォーマンスを上げていた(斤量?)
・来年よりNHKマイルカップ勝ち→安田記念狙い、が横行する可能性がある
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